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経営コンサルタントとして公共セクターを中心に業務を経験

Q:前職ではどのような業務をしていたのですか?

大学を卒業後、2000年に国内コンサルティングファームに就職し、経営コンサルタントとして業務をおこなってきました。流通業などの民間企業へのコンサルティングや社内のナレッジマネジメントに携わった後に、公共セクターに異動となりました。

公共セクターでの業務では社会課題を解決するというのがキーワードとなっており、社会課題解決のための仕事と言っても過言ではありませんでした。例えば、我が国の産業が国際的に競争力を得るためのルールを形成する業務などをおこなっていました。

自分にとってより身近な社会課題を解決するための仕事がしてみたかった

Q:保育という分野への転職をした理由は何ですか?

公共セクターでの業務で扱う社会問題は非常に規模が大きくやりがいもあったのですが、私にとっては身近な社会課題として捉えることができずに違和感を感じる場面がありました。もう少し生活に近いようなことをやっていきたいと考えるようになっていたのです。

また、私には娘が一人います。子どもが小さい時には保育園に預けながら、可能な範囲でワーキングマザーとして経営コンサルタントの業務を続けていました。娘の中学校への進学が決まったタイミングも重なったこともあり、今までとは違った環境で働いてみたいと考えるようになったのです。

転職活動の軸は、自分がより身近に捉えられる社会課題を解決したいというものでした。そのような環境で働きたいと考えながら転職活動をおこなっているなかで、株式会社global bridge HOLDINGSから声をかけていただきました。

保育園という場所は、自分の娘を預けていたこともあって私にとっても非常に身近な存在でした。経営コンサルタントとしての経験だけでなく、ワーキングマザーとしての経験も生かせるかもしれないと感じたので、保育業界、園児さん、園長先生、保育士の先生、そして保護者の方に貢献できる株式会社CHaiLDへの転職を決めました。

入社の決め手となったものはありましたか?

株式会社CHaiLDに入社するにあたって、株式会社global bridge HOLDINGSが運営する保育園を貞松社長に案内してもらいました。実際に使われている保育園の遊具を使ってみたり、直営保育園の施設長さんと話をしたりすることで保育園が一貫した保育方針をもとに運営されていることを実感できたことは非常に大きかったかもしれません。
また、それと同時に社長の考えや会社の理念が現場にもしっかりと浸透していることを感じたのです。この保育園であれば自分の子どもを安心して預けられると考えられたことも入社を決めた大きな動機のひとつでしたね。

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福永 奈緒 ふくなが なお

東京大学大学院修了。公共セクターを中心にコンサルティングに従事。保育現場の課題に対するコンサルティングを通じて顧客満足の向上を担う。

ライター:小町 ヒロキ

早稲田大学政治経済学部を卒業後、大手損害保険会社で5年間営業職として勤務。退社後、金融機関での勤務経験を生かし、Webライターとして独立。
現在は、複数のメディアにて取材ライターとして活動中。

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