汚れたおむつの処理方法3選
突然ですが、保育園で汚れたおむつって、どうしてますか?
実は、使用済みおむつの処理方法は、自治体や園によって、色々なやり方があるんです。
- 保育園で捨てる
- 保護者に持ち帰っていただく
- 洗って干す(布おむつの場合のみ可能)
これ以外のパターンもあるかもしれませんが、ここではこの3パターンを見ていきますね。
1.保育園で捨てる場合
保育園で捨てます。
保護者目線で言えば、一番有難いです!!
保育園の先生にとっても、どのおむつが誰の、というのを管理しなくていいメリットがあります。
デメリットとしては、使用済みのおむつは産業廃棄物として扱われるので、保育園側が産廃処理費用を負担する必要があるといったことでしょうか。
2.保護者に持ち帰っていただく場合
使用済みおむつを袋に入れて保管しておき、子どもをお迎えに来た保護者に、持ち帰っていただくパターンです。
私が3年前に住んでいた自治体ではこのルールでしたが、これはかなり保護者にとってデメリットが大きいです。
保育園の先生からは、「子どもの体調を保護者の方にも把握していただくため、お持ち帰りください」と言われていたものの、私は一度も、テープで止めてある使用済みおむつを開けて、中身の状態を確認したことがなかったです。おむつの中身よりも、子ども本人の状態を見て、体調を把握していました。当時は車で送り迎えをしていたのですが、夏場は特に車内に充満する匂いが気になりました…。
また、保育園の先生方にとっても、「どのおむつが誰のものか」を管理し、それぞれのおむつ袋に入れるという仕事が増えていたように思います。
保育園にとっては、産廃処理費用がかからないというメリットがあります。
3.洗って干す場合(布おむつのみ可能な手段)
県や自治体、園によっては布おむつを推奨している保育園もあります。そういった保育園では、汚れた布おむつを、保育園の先生や保護者が洗って干すそうです。
ヒエッ…
保育園の先生と、保護者の負担が大きすぎる…!!
いや、わかるんですよ?
現代日本の紙おむつのクオリティが高すぎて、紙おむつが濡れても子どもに不快感がないこと。いつでもおしりサラサラエアスルー。一方で、子どもに「濡れた不快感」を感じさせる布おむつを履かせる方が、結果としておむつ外れが早くなるというのもわかるんです。
ただ…これは保育園の先生方や保護者にとって、掃除と洗濯の回数が増えるという大きなデメリットがあります。「うちは絶対に布おむつで育てる」という固い覚悟がないと難しいと思うんですよね。
「以前からこのやり方だったから」っていうの、一度疑ってみませんか?
そもそも、汚れたおむつの処分方法について、選択肢2.保護者に持ち帰っていただく や、選択肢3.洗って干す というのは、多くの保護者にとって負担が大きすぎると思うんですよ。
処分方法は自治体や園ごとに異なりますが、この処分方法って一体どうやって決まるんでしょうね。
「うちの保育園では以前からこのやり方だったから、それがずっと続いている」という保育園もあるかもしれませんが、それこそ思考停止ではないでしょうか。
便利な仕組みはしっかり使って、子どもたちと向き合う時間を増やそう
今は、保育園に直接紙おむつが届くサブスクリプションのサービス(おむつ使い放題、記名の必要もなし)など、保育園の先生や保護者の負担を軽くする便利な仕組みやサービスがたくさんあります。
便利な仕組みはしっかり使って、時間と心に余裕を持って、子ども達に向き合っていきたいですね。