第3位:洗濯ばさみを入れるカゴ

長男が4歳の時に、母の日のお制作で作ってくれた、洗濯ばさみを入れるカゴです。

「洗濯ばさみを入れるカゴ」って、超ニッチじゃないですか?
こんな主張の強い洗濯ばさみカゴ見たことないけど、家で使うものだし、小さいので、どれだけ主張の強いデザインでもどんとこい。しかも毎日絶対使うものなので、今でも愛用しています。
それにしても、これを母の日のお制作で作ろうと思いついた保育園の先生の発想は神ですか?主婦業を頑張ってらっしゃる先生なのかな、と勝手に予想しています。

第2位:推しうちわ

2歳の娘が今年の父の日に作ってくれた、推しうちわです。

夫は、デスクのそばにいそいそとこのうちわを飾って、在宅勤務の日はそこで仕事をしています。夫いわく、「めっちゃ応援されてる気分になる。何てことのないオンライン会議でも、このうちわが目に入るだけで、ライブのような高揚感が味わえる。もしかして俺はJ事務所所属のアイドルなんじゃないか」とか言い出したので、思わず私はアイスコーヒーを夫の頭に注ぎそうになりました。彼の頭も冷えるかなと思って。

てゆーかこれ、ほとんど先生の制作では…?と思ったのですが、裏面はちゃんと2歳の娘が作ったようです。娘作の裏側は、福笑いに似ている気がします。

園児の制作品として、この「推しうちわ」を作ると決めた保育園の先生は、某アイドルグループの大ファンで、推しうちわ作りのキャリアも長いそうです。しかしコロナ禍で行きたかったライブが軒並み中止となり、やり場のない情熱を、全てこの父の日の推しうちわ作りに注いでくださいました。このうちわを見ると、先生方が楽しんで子ども達の保育に当たってくださっているのがわかるので、保護者としては有難い限りです。

第1位:家族の肖像

栄えある第1位は、5歳の長男が母の日にくれた、家族全員分の似顔絵です。

長男は、どれが誰かということを、一生懸命説明してくれましたが、私が受けた説明と、夫が受けた説明が食い違っているので、きっと長男の中でも定まっていないのでしょう。
左下が飼い猫だということしかわかりません。
普段、長男が猫と仲良く遊んでいることなんてほぼないのですが、(猫もきっとその方が嬉しいはず)長男の中では猫もしっかりと家族だと認識されていることがわかって嬉しかったので、第1位に選びました。

人の話を聞かない男の子選手権、優勝

ちなみに、保育園の先生の指示としては、「母の日のプレゼントに、お母さんの似顔絵を描きましょう」だったそうですが、とにかく人の話を聞いていないことに定評のある長男は、家族全員の似顔絵を描いてくれました。

♪人の 人の 人の話を聞け 二分だけでもいい
もうほんと、長男が人の話を聞くようになるなら、100回だって歌う。。。

まとめ

いかがでしたか?まとめると、

  • 家で毎日使うものを、園児のデザインでリメイクしたもの(例:洗濯ばさみ入れ)
  • 何枚あっても使う、かさばらないもの(例:推しうちわ)
  • 子どもが描いた絵(写真を撮って保存しております)

あたりは、園児の制作品として頂けると、すごく嬉しいです。

まとめを自分から覆すスタイル

でも、ここまで書きましたが、やっぱり親は子どもの制作品なら何を貰っても嬉しいですね。(この記事の意義を根底から覆したー!)

今は様々な家庭環境のおうちがありますから、各家庭への配慮も必要だと思うのですが、保育園の先生が、イベントの制作品に悩んだ時の参考の1つになれば幸いです。

※この記事は、あくまで私個人の見解であり、保育園に子どもを預ける保護者の総意ではありません※

ライター:垣内 麻梨子

金融会社の営業 兼 WEB制作会社の下請けライター。
7歳の娘と5歳の息子、2歳の娘を育てる3児の母でもあります。
愛猫をモフモフしている時と、期間限定のフラペチーノを飲んでいる時が至福のひととき。
将来の夢は、心ときめくモノだけに囲まれて暮らすミニマリストです。

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