• 個別最適化について

      個別最適化とは何ですか?

      今、教育や医療といった分野のサービスは「個別最適化」という考え方がキーワードになりつつあります。保育分野における個別最適化を一言で言うなら「保育の個別化」と「遊びの個性化」です。子どもは発達段階が一人ひとり違いますから保育内容もそれに合わせることが必要です。さらに、興味の対象も違います。そのため保育者は子ども一人ひとりの発達段階と興味・関心の両方を整理し、提供することが大切であり、これが「個別最適化」です。

    • 個別最適化について

      CCS(チャイルドケアシステム)の導入によって個別最適化を行うと、園の業務はどう変わりますか?

      指導計画や保育計画の作成が楽しくなります。

      保育士という仕事の喜びは、子どもたちの成長と笑顔です。保育士自身が準備した活動内容で、子どもたちが喜んで遊んだり、成長していく姿はやりがいにつながります。逆に、保育が嫌になる時は、せっかく準備した活動計画を子どもたちが嫌がったり、保育が思い通りに行かない時ではないでしょうか。

      では、子どもたちはなぜ嫌がるのでしょう。それは「個別最適な保育」を提供していないからではないでしょうか。子どもの発達や関心を理解していない指導計画・保育計画では、子どもは保育園が楽しくないし、結果として保育士も業務が楽しくありません。

      個別最適化による指導計画や保育計画で、子どもが保育園や幼稚園に来るのが楽しくなれば、保育士も毎日の業務が楽しくなります。

    • 個別最適化について

      発達予測とはなんですか?

      その子が近い将来(数カ月後)に、現れる発達を5領域(*1)にそって予測することです。

      (*1)5領域とは?
      保育所や幼稚園での教育目標を設定するために設定されている5つの領域。健康、言葉、環境、表現、人間関係の5つで、領域に基づいた保育の実施により、総合的な心身の発達を促すとされています。(以下参照)

      健康心身の健康に関する領域
      言葉言葉の獲得に関する領域
      環境身近な環境とのかかわりに関する領域
      表現感性と表現に関する領域
      人間関係人とのかかわりに関する領域
    • 個別最適化について

      関心予測とはなんですか?

      子どもの過去の具体的な活動から翌月の子どもの関心を持つ遊びを予測することです。

      たとえば、砂遊びをしていた子はその後も砂遊びを好みますが、何をするかが大切です。泥だんごを作る、山を作るなど、具体的な関心や活動を予測し、どのように提供すべきか等を保育士が考えることができます。

    • 個別最適化について

      その関心をどのように予測するのですか?

      過去の活動記録から予測します。

      保育士はその子の活動を毎日記録しています。大切なのは、「今日は砂遊びをしました」で終わりではなく、「砂で山を作りました。」「今日は、砂で山を作った後、水を運んで川をつくりました」といった具体的な活動記録です。
      さらに、「砂って水をいれると固まるんだ」とか「色が変わるんだ」など、子どもが気づいたことや発見したことまで記入すれば、「ここまで気づいたら、次はこの遊びだな」と予測できます。

    • 個別最適化について

      発達についてはどのように予測しますか?

      今のその子の発達の記録と類似した発達傾向を示すお子さんを抽出し、5領域に沿って発達を予測しています。

    • 個別最適化について

      CCSを使い始めてから、どのぐらいの期間で個別最適化の効果が表れますか?

      発達の予測ができるのが約2カ月かかりますので、保育士の技量にも因りますが、早くて3カ月、遅くても半年ほどです。