「学び生きる力」を育む園として開園当初から保育システムを導入。キャビネットサーバでの書類管理のおかげでトラブル防止に役立ちました。_ユニバース開発株式会社
【導入のきっかけ】複数のシステムを検討。豊富な機能とランニングコストで導入を決定
―― CCS+Proを導入したきっかけは?
佐野園長: 2年ほど前に当社の保育園を開園する際、漠然とですが“効率化を図るためには保育システムがあったほうがいいだろう”と思っていました。そこで、お世話になっていたコンサルタント会社に相談したところ、何社かの保育システムを紹介されました。
いくつか比較し、なかなか判断がつかなかったのですが、機能を網羅しているし、使いやすそうだった『CCS+Pro』でやってみようと導入を決めました。
―― 機能を網羅している以外に、選んだ理由はありますか?
佐野園長:ランニングコストが良かったのも理由のひとつです。比較した中では一番コスパがよかったと思います。また、補助金申請をしたのですが、営業の方が親切・丁寧で、申請の手続きもお手伝いいただけたことも決め手となりました。
【導入前の悩み】開園当初からの導入のため、保育士さんが使いこなせるかが心配でした
―― 開園時からシステムを導入されていましたが、不安な点はありましたか?
佐野園長:やはり、パソコンに慣れていない保育士さんがシステムを使いこなせるかが心配でした。
でも、榎本先生がパソコンに慣れている方だったので、榎本先生を中心に少しずつ使い方を覚えてもらいました。
―― 榎本先生は、もともとパソコンに慣れていたのですか?
榎本先生:実は前職では編集関係の仕事をしておりパソコンをよく使っていました。
2年前、大学で取得した保育士の資格を活かそうと、思いきって保育士に転職しました。実は、保育の業務は手書きの書類が多く、管理も紙ベースで行うというイメージだったため、保育士になったらパソコンに触れる機会はないだろうなと思っていました。まさか、こんなに早くその機会が訪れるとは…、自分でも意外でした(笑)。
【導入後①】操作性の良さもあってスムーズに導入。今では3台のパソコンと連動して効率化を図っています
―― 榎本先生はCCS+Proを使ってみていかがでしたか?
榎本先生:機能がわかりやすくまとまっているなと思いました。ただ、パソコンに慣れていない先生はそもそもパソコン操作自体が苦手なので、システムに慣れる以前にパソコンに慣れてもらうことが大切だと感じました。
―― パソコンが苦手な先生へのご対応は?
榎本先生:まず、先生方にCCS+Proではこういう使い方ができると説明した上で、現場ベースでわからないことがあったら、直接、私に聞いてもらうようにしました。実際に現場で使いながら覚えたので、慣れるのにそんなに時間はかかりませんでした。それこそ、“触るのが怖い”という先生も、今では普通に使っております。
―― 榎本先生が中心になることで運用体制を整えられたということでしょうか。
佐野園長:そうですね。彼女を採用したときに期待していたのはそういう面も含めてでした。一人でも慣れている人がいると違いますね。みんな、すっと入ることができたと思います。
【導入後②】クラウド管理のキャビネットが便利。ファイルの削除事故も防げました
――よく使う機能は何でしょうか?
榎本先生:〔キャビネットサーバ〕です。園で使用する書類や資料は〔キャビネットサーバ〕で一元管理しています。
現在、園では3台パソコンを使っているのですが、クラウド上の管理で、どのパソコンとも連動しているためとても便利です。また、パソコンでのデータ保存だと、どんどんパソコンの動作が重くなってしまうのですが、クラウド管理なので動作が軽いし、作業効率があがると感じています。
実は以前、パソコンに不慣れな職員がある資料を消してしまったことがあったのですが、キャビネットサーバに保管されていたため事なきを得ました。あの時は、本当にキャビネットサーバの存在がありがたかったですね。
また、補助金申請に必要な書類などをこちらで管理することによって、本部とのやり取りもスムーズにできていますよ。
メールで資料添付するのはセキュリティ的に心配ですし、どこに保存する?という問題もありましたので、こちらにまとめて保存し、管理しています。
―― キャビネットを上手に活用されているのですね。他によく使う機能はありますか?
榎本先生:〔園管理書類〕の機能もよく使います。行事の企画書や報告書を立てる時に以前の行事のコピーやペーストで簡単に作成できるし、保管もできるので便利です。
―― こちらは、学童のユニバース・キッズも併設していますがシステムは使っているのですか?
佐野園長:当社では、0歳から小学6年まで、安心して預けて学べる保育事業を展開しており、保育園だけでなく、その先の学童保育、学習塾も見据えた運営をしています。
当園の2階にも、学童保育の「ユニバース・キッズ」がありますが、残念ながらシステムは〔登降園管理〕しか活用していません。学童には“振替”が発生するためです。(たとえば、開校記念日などにより学校がお休みになった代わりに別の日に登園するなど)今後、そういった機能がCCS+Proにも追加されるとありがたいです。
【今後の展開】メールをはじめいろいろな機能を試したい
―― 今後使ってみたい機能はありますか?
佐野園長:保護者さまへの情報発信をメールで一斉に送ったりしたいし、シフト作成も使ってみたいです。シフト作成の機能は、使えばもっとラクに作れると思いながらも、まだ使っていません。既存のフォーマットがあるため、ついつい慣れたやり方で作ってしまいます。
CCS+Proには満足していますが、もっと使いこなしていきたいとも思っています。
―― 本日は、ありがとうございました。
ユニバース開発株式会社保育・知育事業では、幼児期(0歳)から児童期(小学校6年生)における発達や学びの連続性に着目し、一貫した「ユニバース・3ステップシステム」を展開。あるがままの子どもを受け入れ、愛情を持って子どもが“育とう”という力を支援する保育園の『ユニバース・ナーサリー』の他、英語と思考力を学ぶアフタースクールとして学童保育を行う『ユニバース・キッズ』、個別指導の学習塾『ユニバース・スクール』を運営しています。
ユニバース・ナーサリー蒲田
●企業主導型保育事業(事業所内保育所)
●園児数:定員19名 (学童は30名程)
●スタッフ人数:保育士9名 調理師1名
生後4ヶ月からのお子さんを預かり、ひとりひとりに合わせた寄り添う保育を実践。子どもたちは、幼児期から児童期に「学び生きる力」を獲得し始めます。日常生活の中でさまざまな事に興味を持ち、試行錯誤を繰り返しながら「学び生きる力」を自分のものとしていく子どもの「育つ力」を支援しています。
給食では、栄養士が監修する自園調理の献立により、おいしい給食&おやつを作っており、子どもの発達に合わせた食事を提供。
また、絵本や手遊びなどの保育プログラムを英語で行っており、早期から英語の礎を築き、英語が好きなお子さまとなることをサポートしたいと考えています。
●ホームページ:
http://www.universe-dev.com/intellectual/index.html