不思議だと思いませんか!【ロボットが育む子どもの思いやり】

弊社グループが運営する保育施設あい・あい保育園では、ロボットVEVOが玄関で、毎朝みんなをお出迎えしています。

9 月 3 日のブログ「子どもとロボットの関わり」でもご紹介したとおり、VEVOとの交流を通して、共感力を育み、他人を思いやる力を育てる、新しい原体験を提供するような存在にしていきたいと、日々検討を進めています。

 

そこで今回は、「子どもとロボットの関わり」について研究をされている筑波大学の田中准教授にお願いをして、保育園におけるロボットと子どものかかわりに関する研究について勉強会を開催させていただきました。

 

その研究では、カルフォルニア大学サンディエゴ校と共同研究して、ロボットを保育所に置き、子どもとの関わり方を観察しています。

興味深い結果として、3か月間の共同生活を通して、子どもたちのロボットに対する扱いが、玩具ではなく仲間のような扱いに変異することが観察されたそうです。

玩具に対する子どもたちの興味は時間とともに減衰するのですが、ロボットとの関わりでは、子どもたちの興味が減衰しなかったというのです。また、お世話行動の頻度が高く、倒れたロボットを助ける動作も確認されました。

 

こういった状況は、1,2歳という低年齢児とロボットの関わりによる、「弱いロボットによるお世話行動の促進」という現象と整理されています。さらに、この促進効果については、子どもの学習を促す方法として、新しいアプローチを示唆しているという話も伺い、なるほどと感心しています。

 

ロボットが広く一般的に保育現場に入るということについては、まだまだ課題も多いと思いますが、引き続き研究は続けていこうと思います。