必要配置保育士数チェックは、施設だけではなく、運営責任部門においてもプレッシャー

とある自治体保育運営課様(公立園)への提案中におけるエピソードをお話しします。その自治体保育運営課様では、数年前より、保育の運営管理に対する、システム化は検討課題に挙がっていましたが、中々具体的に進めることができなかったとのことでした。当方からのご提案のタイミングが重なり、進めさせて頂くことになりました。その中で、ご担当の方より、(CCS PROが)「これは良い!!!これは(現場が)助かる!!」と仰っていただけた点がありました。

 

必要保育者数を自動計算するCCS PRO

はじめに、保育園業務支援システム「CCS PRO」は120以上の機能を有し(細かい機能を含めると200以上!)、保育園運営をサポートするシステムです。

CCS PROの主な機能】—————————————————————————————————

①シフト作成およびシフト管理、②登降園の打刻、③日常業務の記録(検温や午睡チェック等)、④保育書類の作成(年案、月案、保育日誌、発達記録・成長記録等)、⑤報告書作成(園だより、事故報告書、ヒヤリハット等)、⑥請求書作成および入金管理(延長保育料の計算や料金回収、小口現金管理等)、⑦保護者との連絡ツール(登園時間変更、欠席連絡、一斉メール、簡易アンケート等)

————————————————————————————————————————————–

その中で、ご担当の方が目を輝かせていたのは、「CCS PRO」における「ワークスケジューリング」機能(上記①)でした。この、ワークスケジューリングでは、職員のシフト管理、園児の登降園管理を行うものですが、併せて「必要保育者数を自動計算し、時間ごと(15分刻み)に過不足数を表示してくれる」というものです。

 

園長先生や主任先生をはじめとした保育園を運営管理する方は、毎月、保育士の配置において「在園する園児数に対し、きちんと保育者は足りているのか」を意識したシフト作成を行わなくてはいけません。保育所保育指針において定められていますが、園児の年齢ごとに、必要な保育士数は決まっています。例えば、0歳児は3人につき保育者1人等です。

実はこの基本ルールに加えて、自治体独自のローカルルールがあります。国基準では1歳児6人につき保育者1人のところ、市基準で1歳児5人につき保育者1人等の基準が違うものがあれば、すべてを計算したところに、少数点第1位や第2位を切り上げるのか、切り捨てるのか、それとも四捨五入するのか等、運営している地域が違えば、計算方法も変わります。保育園を複数運営している法人では職員の異動がありますが、異動した先で配置基準が違うということも保育園では当たり前の風景です。シフト作成は保育園の運営管理を行う方にとって、「毎月、頭を悩ます複雑なパズル」と形容できるかもしれません。

 

CCS PROのワークスケジューリング機能はて、「ある時間だけうっかり保育士が足りなかった」ということを未然に防ぐ一助となります。この「うっかり足りなかった」という件については、過去、私がコンサルティングした園においても見受けられました。職員の休憩や急務の外出があった際に、園内において、保育者が不足していたのです。

反対に、保育者数が多過ぎても問題が出てきます。現場サイドとしては人が多ければ多いほど良いと一見思われるかもしれませんが、一人ひとりのパフォーマンスは落ちてしまいますし、「保育」として成立しなくなってもきます。また、何より、人件費を増大化させる要因にもなってしまいます。

 

必要保育者数の確認は、運営管理組織にとってもプレッシャー

遠回りをしてしまいましたが、冒頭の内容に戻ります。自治体様が運営する公立保育園において、仮に保育士配置基準が満たせていなかったことが起きてしまった場合、単に、「満たせていなかった」では済まされないということがあるそうです。公立園以外の民間で運営する私立の保育園を指導する立場でもある保育課が直接運営する公立保育園という立場があるからこそ、「法令順守は当然のことであり、さらに高いレベルで順守しなくてはいけない責任がある」とのことでした。シフト作成においても各保育所施設長が毎月シフトを作成しているが、果たして、足りているのかどうか、不安だったということでした。これらの不安から、より神経を研ぎ澄ませてシフト作成をしなければならないというプレッシャーが、各施設レベルかではなく、自治体の運営責任組織にも生じる訳ですが、CCS PROがこのプレッシャー解消の一助となると伺い、我々もより自信を持ってお話をすることができました。

 

世の中には便利なICTツールは沢山あります。ただ、何をソリューション(解決)するのか、単に作業を捗らせる、便利なものに飛びついて、結局、問題の解決にならなかった―ということはいくらでも起こり得ます。我々が施設課題の何を支援するのか、何を解決するのか。これからも考え続けなくてはいけないと考えさせられました。

 

~当社の理念は「日本の人口問題をICTの力で解決する」です。~

ご興味をお持ちいただけましたらぜひお問合せください。