発達記録表の精度を高めるチャレンジと努力

弊社のCCS+Proには、発達記録をデジタルデータとして入力、保存できる機能がある。デジタルデータとして記録されることによって、手書きではとてもできない、高度な計算処理、分析処理が可能になる。弊社でも、目下、どのような分析をしていくと、「子ども一人ひとりの発達過程」を可視化できるか、研究を進めている。

さて、発達記録の「記録」フォーマットには、決定的な決まり事がある訳ではないが、CCS+Pro上のフォーマットは、ある行動がいつ出来たのかを一覧表で記録するという比較的オーソドックスな方式となっている。

この方式の最大の問題は、何を記録の対象の行動として選ぶかということだ。発達記録として、どのような行動を記録するのかというのは、各保育所の保育・教育方針によるものであり、お仕着せで良いということにはならないだろう。

とはいえ、発達記録のサービスを行う以上、どういう行動を記録化するべきかを提案するのも、サービス提供者としての責務だと考えている(採用するかどうかは、最終的には保育施設ごとの判断だろう)。

このために、目下、必死の思いで取り組んでいるのが、大きく次の2つの作業だ。

①園児3000人分のデータから、年齢ごとの発達の差異を生み出している行動項目を機械学習の方法で精査すること

②発達障害の検査方式として著名な「遠城寺式乳幼児分析的発達検査表」及び「新版K式発達検査」の採用項目一つひとつを突合し、比較し、現在使っている項目表の過不足を検証すること

②の遠城寺式、K式の検査表と弊社の項目表は、目的に隔たりがあるため突合に多くの時間をついやしている。①の分析も、正確さを期するために何度も繰り返しているので、これも多くの時間をかけている。

このような手間をかけて、「子ども一人ひとりの発達過程」を捉えるという理想に向かって、少しでも良い行動項目の精査を進めている。

発達記録の分析システムの開発、改善とともに、このシステムに入力すべきデータを作成するための発達記録表自体の研究を進め、少しでも早く、皆様にお目見えさせたいと、粉骨砕身の努力をしている。

このようなサービス展開を構想していますCCSシステムにご関心をもたれたら、是非、こちらまでお問い合わせください