ヒヤリハット報告書の整理表からのインスパイア

 先日、ある保育所のヒヤリハット報告書を統計的に整理された表(当然、個人情報はありません)を拝見する機会がありました。その整理表から、いろいろと思いが湧いてきてしまったので、少しお話にお付き合いいただければと思います。

 

 まず、その整理表では、一定数のヒヤリハット報告書が統計的に処理され、いつ頃、ヒヤリハットが発生するのか、どこで発生するのか、どのようなヒヤリハットが発生するのか、についてグラフで整理されていました。

「元保育士マーケッター」としては、それぞれの「いつ」「どこで」「何が」は、理由の察しがすべてつく想像どおりの結果で、すべて納得できました。ただ、裏を返すと、私でさえ「理由は分かっている」という結果でしたので、この整理表だけで、現場の保育士の皆さんの行動変容まで、導き出せるかと言われると、多少疑問もあります。

 

 現場の保育士の皆さんでも原因分析がしにくく、もっとも防ぎたいヒヤリハットとしては、「同じ子どもが繰り返すヒヤリハット」ではないかと思います。

繰り返される「かみつき」や「放擲」などのインシデントは、衝動的なものが多く、それゆえに、「その場ですぐ防ぐ」ことが難しいのではないでしょうか。

もし、そのようなインシデントが、いつも「ある条件」によって誘発されるということが分かれば、保育所の助けになるかと思います。

ここからは想像ですが、子どもがその衝動を起こさなかった期間の登園時間や降園時間、前日の就寝時間、給食の喫食状況や午睡時間、午睡中の表皮温度などと、インシデントが起きたそれらの数値とを比較すると、原因を推し量ることができるデータが導き出せるかもしれません。

そのためにはヒヤリハットの情報を日常業務のデータと紐づける必要があるということになります。

 

 「元保育士マーケッター」として、CCS PRO や CCS Note、CCS センサーによって収集、蓄積された「子どもの姿」の新しい活用方法を、もっともっと提案できたらと思っています。

このような活動の基盤となる、CCS シリーズにご関心をもっていただけましたら、是非、こちらまでお問い合わせください